村長ネッタちゃん
2021年6月12日3 分
スピリズム農法 第三章
数字は言葉だった。世界共通言語である数字は一番最初の言葉だったのではないかと私は仮定します。
生命のコミュニケーションは数字が基本になっているんです。
例えば細胞分裂
1・2・4・8と言う具合に分裂していくのが良く知られています。
ここに数字の概念が入っている。
数と言うのはモノの基本になっています。このように生命は分裂を繰り返します。
この数字の捉え方が植物と動物で異なっているんです。
植物は植物界全体を1とみなすので、落ち葉や枯れ葉が肥料になり土を耕していきます。植物界全体が1なので自分が枯れていっても次に繋がる事を知っています。
(詳しくは前回のスピリズムを参照)
人間や動物は自分自身を1とするので、繋がるという感覚がありません。
つまり、人間は自分と言う存在がなくなったら世界が終わる。そういう思考回路で数字を扱っています。
しかし、人間には感情と言う制御装置が働いています。それが他の動物とは違う所です。
感情の源こそが植物と会話する唯一の方法なのです。
それをスピリズム農法では「植物脳」となずけました。
これは宗教などでは悟りなどと言われます。ビジネス用語でもWINWINなど。
自分のことだけではなく達観的に全体をとらえる事。
身近な言葉ではエゴなどと言う言葉も植物脳が働いている証なんです。
植物と会話する為には植物脳をよみがえらせなければいけないのです。
皆さんも、生活の端々に植物脳は働いています。
医学的には左脳右脳と言うのがあって前頭葉・大脳・小脳など色んな機関があります。
スピリズム農法では医学的な部位という事ではなく私が農業をしていて自然から教わった感覚的な考え方を「植物脳」と名付けました。
人間は生物学的には生物界の食物連鎖の最上位に位置しており感情をもってコミュニケーションをします。
植物や動物が会話をするなんて言う事は生物学的には証明されていません。
不思議なのが人間は罪悪感と言うものを持ち合わせているんです。
例えば、人を殺してはいけない。と言う大きなことからゴミを捨ててはいけないという細かい事まで罪悪感と言う感情を持ち合わせているんです。
この罪悪感こそが、植物脳のブレーキなんです。
冒頭で書いた通り、植物には死(罪悪)の感覚がないのです。
植物は大量に種を生み出して大きく大きくどこまでも成長していきます。罪悪感がないのです。
人間はどうでしょうか?どこか罪悪感がありませんか?
人間が地球を壊しているとか、温暖化は人間のせいだとか、核爆弾で地球を壊してしまうとか…。
植物や動物にはそういった罪悪感は一切ありません。
その反面、植物にブレーキをかけるのは重力です。地球の重力が無ければどこまでもどこまでも木が伸びていくでしょう。
同じように人間の成長(ブレーキをかける)を止めるのが「感情」なんです。
そして、人間の感情をコントロールしているのが数字なんです。
植物脳と言うのは感情を捨て本当の数字を使う事なんです。
自己を開放してブレーキを取っ払うんです。
だから、人間は「自由」と言う言葉に恐怖と憧れをいだくのです。
「自由の国アメリカ」と言う謳い文句のように…。
という事で、今回も数字とスピリズム農法についてご説明しました。
植物は自由なんです。自由気ままなんです。だから人間は草刈や森林伐採をして水平垂直や円などの形に当てはめて植物をコントロールしたがります。
なぜなら、人間の感情がブレーキをかけているからです。
スピリズム農法を学んで感情を解き放ち新たな世界へ飛び立ちましょう!!
次回もお楽しみください。
~~~この章のおさらい~~~
・数字が言葉である。
・数字の捉え方(植物は全体を1とする。動物は自分を1とする。)
・植物脳とは感情を捨て数字を使う事。